杉並区で行った葬儀は大雪の後で不安な事ばかりでした。

数年前、祖父が他界しました。
祖父は、祖母と都内で2人暮らしでした。
2人とも高齢ではありましたが介護などの心配がない程元気に生活していました。

 

祖父は、持病があり薬を飲んで家での生活を送っていましたが
ある日、突然倒れて帰らぬ人となりました。
祖父が亡くなったのが自宅のリビングだったので
一応、警察が事件性などを調べるために司法解剖などが行われ
葬儀までに時間がかかりました。

 

葬儀が行われる日が決まりましたが
年末で予定などを立てにくい日程
しかも葬儀の前日は稀に見る大雪で都内も雪が多かったのを覚えています。
「明日の葬儀、大丈夫かな…。」と両親たちと葬儀場まで行ける事と
参列者の方の交通手段が心配でした。

 

しかし、当日は、昨日の大雪は何処に行ったの?というくらいの晴天で
雪も溶けて交通の便に支障が無い状況でした。
「そう言えば晴れ男だったね。」
「最後までハラハラさせるのは故人らしい」と両親が話していたのを良く覚えています。

 

祖父は昔、誰もが知っている会社の社長をしていました。
両親達は、年末だし参列者の方にも迷惑がかかると
家族葬を希望していましたが、やはり故人の性格的にお世話になった方々には参列して頂こうという事になり
規模の大きな葬儀になりました。

 

自分が思っていたよりも多くの参列者が集まって下さり
自分にとってはただのお爺ちゃんだった人が、
どれだけ偉大で慕われる人だったのか知りました。

 

足元が悪い中、年末にも関わらず祖父のお葬式に参列して下さった方々には感謝しています。
祖父も久々に会ったたくさんの方々に見送られ幸せだったと思います。