長野市で父が突然死去。お坊さんに示された戒名料に絶句!

父が自宅で突然倒れ、救急車で病院へ。お医者さんが必死の心マッサージもむなしく、そのまま死去。
直接みとったのは兄とわたしだけだった。実家で父と二人で暮らしていた母は、腰を抜かして家で待っていた。
その母に亡くなったことを伝え、父の亡骸と実家に帰ってからが大変。
もちろん、悲しかったが、お葬式をどうやったらいいのか、全く見当がつかなかった。
実家は分家だったので、兄もわたしもお葬式を取り仕切ったことなかった。
父を連れ帰ったのはもう夜だったので、親戚に連絡するには遅すぎる時間だった。
また、頼りになる叔父も数年前に亡くなり、こうしたことを手際よくできる人間が周りにいなかった。
母はあまりに突然なことだったので、呆然としていて、お葬式の相談なんかとても持ち出せる状況ではなかった。

 

とりあえず、兄が持ち出してきたのがタウンページ。
どこか葬儀社に相談すれば、何とかなるのではないかと考えたのだ。
葬儀のページを開くと、何社か葬儀社の広告が目に付いた。
その中で、「24時間電話受付というのがあるぞ。」と兄。
とりあえず、もう夜の10時を過ぎていたが、兄が電話をかけることにした。
恐る恐るかけてみたのだけど、対応はよく翌日朝一番に来てくれることになった。
ほっとした途端、それまで忘れていた「父がもういない・・・」という感情がわき出てきて、なかなか寝付けなかった。

 

翌日、葬儀社の方が2人見え、いろいろと教えてもらいつつ、どういう式にしたいのか、どういう祭壇にしたいのかと決めなきゃいけないことが山積みだった。
費用だって気になるが、葬儀社の方が、「こちらは何宗ですか。」という問いかけに、
隣の部屋で父にずっと付き添っていた母が、「やだ、お寺さんに連絡しなきゃ。」と慌てだした。
兄があわててお寺に電話すると、今日、明日はもう他にお葬式があって、明後日でないとお葬式はできないとのこと。
肝心のお寺さんへの連絡が遅くなったことで、これまで葬儀社の方と話し合っていた日程がもうめちゃくちゃに・・・
父の遺言もなく、母の葬儀に関する希望もなく、ただただ葬儀社の方のお勧めの、最も一般的な仏教の葬儀に落ちついてしまった。

 

特に大変だったのは、父が亡くなった翌々日がお通夜となり、その前日に「明日お通夜で、明後日お葬式」と親戚に知らせたにもかかわらず、
あまりに父が突然亡くなったので、知らせた途端、親戚たちが実家に押し寄せ、父が亡くなるまでの経緯を何回も話すことになった。
兄もわたしもその説明に疲れ果ててしまったのだ。

 

さらに唖然としたのが、お坊さんからの戒名料の提示。
いったいいくら支払えばまるでわからなかったので、直接聞いてみると、
お宅さんならこのぐらいの戒名がいいと思うので、だいたい100万円と言われた。
とてもじゃないと、兄がお願いし、戒名を1字削って、半額に。
こんなに簡単に値段が下がるんだと、相場はもっと安いのかも、初めてのお葬式だから高く言われたのかも、と疑心暗鬼に。

 

この一件を抜かせば、葬儀はごくごく一般的に、葬儀の費用もそこそこで、お香典も頂いたので、あまり負担感はなかった。
しかし、今でもあの戒名料と称するものは高い!と思う。